コピーライティングの型!記事や会話に使えるQUESTの公式を紹介
文章を書く時に役に立つのがコピーライティングです。コピーライティングには様々な型が存在するのですが、今回は会話や営業トークに使える王道的な型を紹介します。
コピーライティングの型をマスターすることで、記事をスラスラ書くことができるようになり、会話まで弾むようになります。
なによりも、文章をどうかいていいのか悩むことが少なくなります。
それでは、やっていきましょう!
QUESTの法則
QUESTの法則は商品などを探している人に向けたコピーライティングです。
王道的なコピーライティングの型なので、QUESTフォーミュラ(公式)やQUESTの公式、QUESTの法則、などいろいろ言われています。
ここではQUESTの法則としておきましょう。QUESTとは、コピーライターのマイケルフォーティンが考案した法則で、まさにコピーライティングの基礎といっていいかもしれません。
QUESTとは以下の頭文字から来ています。
Understand:理解する
Educate:教育する
Stimulate:刺激する
Transition:移行
Qualify:適任とする、資格を与える
まず最初に、商品を探している人を絞り込みます。
例えば、ダイエット商品は体重を落としたい人、モデルさんなどには必要ですが、ガリガリな人や筋肉をつけたい人などは見向きもしないですよね。
ここでは、『こういった問題を抱えてませんか?』と問題を抱えている人を絞り込み、さらに問題を自覚してもらいながらも、『私はそれを解決できるんです』と匂わせる狙いがあります。
コピーライティングは特定の人の心にささるように文章を書くことが大切なのです。
Understand:理解する、共感する
このパートでは、商品を探している人の悩みを理解していること書いていきます。
人は共感してくれる人に心を開きやすいですよね。というか、共感してくれない人とは関わりたくないと思ってしまうかもしれません。
仲がいい人ってどこか自分のことを理解してくれていると思ったりしませんか?そう言う人にこと悩みを打ち明けたくなってしまうものです。
さらに、その人が自分と同じ悩みを持っていたにも関わらず解決しているのならば余計に解決方法を知りたくなるはずです。
そこで次です。
Educate:教育する
ここまで信頼してくれたならば、あとは解決方法を教えてあげましょう。
商品やサービスのメリットについて解説したりして、解決できる理由と解決できない不安要素を取り除いていきます。
Stimulate:刺激する
解決方法がわかったならば、次は解決したあとの未来について書いていきましょう。
ここでは、解決したらどのようなメリットがあるのか、未来の自分を想像してもらいましょう。まさにイマジネーションを刺激するのです。
このパートでは、最初の悩みや問題を抱えてたときの過去と成功したあとの未来を比較してもいいかもしれませんね。
Transition:移行
この『移行』は、商品を申し込んでもらうためのパートです。ここでは徹底的に購入しない理由をつぶしていくのもいいと思います。
『返金保証』などがついている商品がありますよね。あれは、『買って失敗したらどうしよう』と言う不安を『失敗したらお金返してもらえばいいか』と思ってもらうためのものです。
あとは推薦文や口コミなどもこのパートですね。『あなただけじゃない』『みんな使ってますよ』という安心感が出てきます。
あとは、購入特典などを書くのもいいですね。『今購入したらお得だ』と思ってもらえます。
あのCMでも使われている
商品のセールスレターなどを一度読んでみてください。今回書いた内容が書かれているかもしれません。
某ニキビケアの商品CMもだいたいこの手順ですね。私が見たCMではターゲットは、『ニキビに悩んでいる子どもの親』でした。
最初に、ニキビで悩んでいる若者たちがいることをアピールします。
『あなたの子どももニキビで悩んでいませんか?』といった感じですね。悩みを解決する商品ですよというアピールと親にターゲットを絞る狙いがあります(絞り込み)
次に、落ち込んでいる子どもの写真や子どもに手を差し伸べている親の写真が入ります。(共感)
そして、ニキビケア商品の凄さや器具の使い方などの説明(教育)
その後、ニキビが治った後の感想が入ります。笑顔のこどもや、子どもが『ありがとう』というシーンですね。(刺激)
最後は、クロージングに入ります。
子どもの親の『早く買ってあげればよかった』というセリフや、今申し込むとブラシが付いてきたり、値引きや返金保証など。
今回のQUESTの法則は商品を売るための文章だけでなく、普段の会話やメルマガ、自己紹介などにも応用することができるので使ってみてくださいね。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
知ると面白いコピーライティング
いちどーくん
ぜひ活用してみてください
ささめきさん