レシート漫画企画から学ぶ明治ザ・チョコレートの販売戦略!Twitterでバズる宣伝

 
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明治がおもしろいキャンペーンをしていたよ!一見チョコレートには関係ない感じなんだけど、Twitterでバズってたみたい。この企画よく考えたな〜

ねこすけ

こんにちは、神楽大地です。

明治のザ・チョコレートが『レシート漫画』という企画をやっていてTwitterでバズりました。

2月ということでバレンタイン商戦真っ只中なんですが、その戦略の一つだと思われます。

「面白い企画だな〜」と思う一方で、すごく売り方として『うまいな!』と感じた部分があったので、今回は『レシート漫画』という企画から明治ザ・チョコレートの販売戦略についてお話していこうと思います。

実際にバズってるからすごいですよね。

明治ザ・チョコレートのレシート漫画

『#レシート漫画』がトレンド上位に上がってるんです。

レシート漫画とは、明治ザ・チョコレートのホームページに載っているレシートから作られた漫画です。

レシート内容

  • ザ・チョコレート 237円
  • カイロ 47円
  • ペン 247円
  • ビンセン 143円

これらが登場する漫画が明治ザ・チョコレートの公式サイトで公開されているんですね。

1つ1つの漫画はショートストーリーで非常に読みやすいです。

witterでバズる宣伝

この『レシート漫画』という企画がTwitterでバズっていました。

というのも、有名漫画家さんがこのレシート漫画を描いているんですね!

めちゃくちゃバズってます。

さて、ここからバレンタイン商戦の販売戦略について話を展開させていきたいと思います。

レシート漫画から学ぶ販売戦略

明治ザ・チョコレートは「日本になかった、日本のチョコレートを」というのがテーマです。

日本人ならではの繊細さで、世界を驚かせるチョコレートを作るという思いが込められており厳選された原料で工夫を重ねてつくられました。

明治ザ・チョコレートというその名前の通り、明治が相当自信をもっている商品です。

なんたって『THE』ってつけてますからね。

明治のチョコレート商品の中でも相当自信をもっている商品をこのバレンタインで売り出したいのだと思います。

厳選された原料、生産者さんの思いが詰まってしかもパッケージも高級感があってとても美味しそうなんですが、バレンタインのチョコレートというイメージではないですよね。

バレンタインで思いつくチョコレートはデパ地下などで売られている高級感がある1粒数百円するチョコレートや、超有名パティシエが監修したチョコレートだと思います。

どうしても、

バレンタインに渡すチョコ=明治ザ・チョコレート

とは思い浮かびにくいと思います。

そこで、どうやって明治ザ・チョレートをバレンタインの時期にアピールしようかと考えられたのが『レシート漫画』なんだと思います。

では、『レシート漫画』の販売戦略について見ていきます。

  • ストーリー
  • 有名漫画家ファン
  • ツイッターを使った戦略

『レシート漫画』がうまいと思った理由はこの3点です。

ストーリー

漫画にはストーリーがあります。

バレンタインチョコからイメージするのは『人に渡す』とか『恋愛』という言葉がよぎると思います。

最近のバレンタインは好きな人に渡す以外にも、『自分のご褒美』『友チョコ』などいろいろな場面でチョコを買ったり渡したりすると思います。

レシート漫画では明治ザ・チョコレートが出てきており、さまざまなシチュエーションで描かれています。

ストーリーがあると『ああ、こんなときに渡すのか』自然と明治ザ・チョコレートは渡すチョコレートだという認識になります。

チョコレートがほしくなったときに、迷ったらストーリーがある方を選びます。

なぜならば、人はストーリーに魅力を感じるからです。

例えば、テーマパークで売っている商品を例にしてみましょう。

USJにはハリー・ポッターの映画のキャラクターが使っていた『杖』が数千円という値段で売られています。

ハリーが使っていた杖だったり、ロンが使っていた杖だったり種類も様々です。

では、これがなぜ数千円という値段で売れるのかというと、ハリーポッターというストーリーがあるからですね。

ハリーポッターの映画を見たことがない人、小説を読んだことがない人にしてみれば『ただの棒』なわけですw

旅行のお土産もそうです。

自分が旅行をした思い出、ストーリーがお土産になるわけです。

有名漫画家さんのファン

また、今回明治ザ・チョコレートのレシート漫画を手掛けているのは有名人気漫画家さんです。

石塚真一先生

2001年、『This First Step』で、第49回小学館新人コミック大賞一般部門に入選。『岳 みんなの山』で、2008年3月に第1回マンガ大賞を、2009年1月に第54回(平成20年度)小学館漫画賞一般向け部門、2012年12月に第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。

種村有菜先生

1996年、集英社の『りぼんオリジナル』6月号にて掲載された、「2番目の恋のかたち」でデビュー。
1997年、デビューから第3作目の「かんしゃく玉のゆううつ」で『りぼん』本誌初掲載を果たすと、同年『りぼん』6月号から『イ・オ・ン』で初連載。
1998年、『神風怪盗ジャンヌ』を連載。同作は累計発行部数500万部を突破する大ヒットとなり、テレビアニメ化もされ、自身の代表作となった。
2002年、『満月をさがして』を連載。『神風怪盗ジャンヌ』同様にテレビアニメ化される。
2004年、『紳士同盟†』を連載。
2009年、『桜姫華伝』を連載。

人気漫画の先生の漫画となれば注目度もすごくあります。

さきほどのTwitterでもやはり先生たちの名前に反応している人が多いですね。

有名漫画家さんをレシート漫画に起用することで、先生たちのファンたちがさらに明治ザ・チョコレートを宣伝してくれたりします。

Twitterでバズる宣伝

Twitterを使ってバズらせたのはうまいなと思いました。

今や珍しくないTwitterでの宣伝ですが、うまいのは『#ハッシュタグ』です。

ハッシュタグを『レシート漫画』という新しいワード使っています。

ただの『バレンタインチョコの漫画』というよりも『レシート漫画』というワードのほうが気になりますからね。

トレンドに乗れば『レシート漫画ってなんだ?』と全くチョコレートとは思わず調べたくなります。

流れ的には以下のような感じですね。

#レシート漫画(なんこれ?)

⇒明治ザ・チョコレートの公式サイトで公開されている

⇒公式サイトへ行く⇒レシート漫画の企画コンセプトを知る

⇒漫画でストーリーを知る

⇒面白い

⇒リツイートしたくなる(他の人に宣伝)

⇒自分もコンビニやスーパーで明治ザ・チョコレートが気になる

Twitterの宣伝効果は大きいですからね。

『#レシート漫画』は正直うまいなと思いました。

まとめ:明治ザ・チョコレートの販売戦略

今回の明治ザ・チョコレートの販売戦略には、『ストーリー』と『有名漫画家』と『Twitter』の3つのポイントがありました。

ドラマや映画で実際に使われていた商品が売れやすいのも裏にはストーリーがあるからですね。

「誰々が使っていた」、「この場面で出てきた」など全くストーリーがないものに比べれば圧倒的に買いやすくなります。

今回は有名漫画家さんが描くストーリーによって、明治ザ・チョコレートにもストーリーがつきました。

  • 頑張って夢を追い求める友人に渡したチョコレート
  • 気になる男の子が気がついてくれるきっかけになるチョコレート

読者によって受け取り方は様々ですが、読んだ人にとって明治ザ・チョコレートがどんなチョコレートなのかを考えさせることができます。

有名漫画家さんを使うことで、話題になりますし、ネタや漫画のクオリティーも保証されます。

さらに、ファンは喜んでくれますし、Twitterで宣伝もしてくれます。

レシート漫画という企画ですが、考えれば考えるほど『うまい戦略だな〜』と思いました。

まだまだ、企画は続くようなのでバレンタインまでの戦略も楽しみですね。

僕はこういったキャンペーンなどで『なぜその戦略なのか』『なんでこの商品が売れたのか』を考えることが好きですw

リアルビジネスをやっているわけではありませんが、これはネットビジネスに役に立ちますからね。

それでは、また次回の記事やメルマガでお会いしましょう!

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