福袋の損得や闇から学ぶ商品の売り方!考え方やイベント性が重要な理由

 
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福袋ってなんだか楽しいね・・・でも、何が入ってるのかわからなかったり、損したらどうしようって不安もある。けれど、毎年めちゃくちゃ売れてるのはなんでだろう?

ねこすけ

こんにちは、神楽大地です。

突然ですが買取王ロイヤルってしってますか?

毎年10億円の福袋を出してるんですね。問い合わせは来るけど売れててないらしいです。

池上高級賃貸ビル(1点) 約2億2500万相当
ダイヤネックレス(150点)約2億円相当
ルビー・サファイヤ・エメラルド等(100点) 約3億円相当

ブランドバック100点(HERMES・ Louis Vuitton・MIUMIU・CHANEL・ GUCCI・PRADA)などなど、

購入者はゴルフ教室やテーブルマナー教室といった森田社長オリジナルマンツーマン授業も受けられる

合計で20億円相当で10億円の福袋を販売しているようです。

これってすごくないですか?

実はこのロイヤルの社長いはく、売れたら赤字らしいですw

でも、宣伝のためにやってるのでヒヤヒヤしているそうですよね。

逆に買って損する福袋もあるようです(笑)

もう数年前の話なので大丈夫だと思いますが、アップルストアの福袋が2万くらいで売ってたそうなんですね。

中身は4〜5万円相当だそうです。

めちゃくちゃお得に見えるかもしれないんですが、実は付属品などが多く、人によっては「いらないな〜」と思うものがたくさん入っていたそうです。

19000円カジュアルバッグとか入ってたみたいなんですが・・・これも好き嫌いがすごくわかれるみたいですw

結構な人数が悲鳴を上げたということで話題になりました。

今回は福袋からみる商売のやり方についてお話していこうと思います。

福袋の損得から学ぶ商品の売り方!

そもそも福袋という文化は日本独特のものようです。

新年の運試し的な要素が強かった過去。

お得に商品をゲットできるように中身を公開してセット販売みたいなものが多くなった現代。

時代によって少しだけ変わってきている気がしますね。

でも、僕たちはなんで「福袋」というのもを買いたがるのでしょうか?

年始のデパートなどは福袋販売で大混雑、各種のお店、珈琲店、家電量販店などでも福袋が大人気で売り切れ続出。

日本人は福袋がめちゃくちゃ好きなんですね。

「日本人は」という言い方をしたのは、福袋自体があまり海外では浸透していないからなんですね。

海外の人へ向けて日本のことを紹介しているサイトJAPANMonthlyWebMagazinでも福袋のことが過去に紹介されていました。

日本での特別で楽しい新年のアクティビティの一つは、初売と呼ばれるバーゲンセールまたは最初のセールです。初売のハイライトは、日本で非常に人気のある「福袋」または福袋の販売です。福袋の背後にある考えは、神が運んでいる運に満ちたバッグに由来しています。福袋は数に限りがありますが、バッグの中の品揃えは常にバッグの価格の数倍の価値があり、主に初売中の1月1日から3日まで販売されています(中略)

人気の店では、セールの数日前に店の外に人が並ぶことがありますが、これらの福袋は数分以内に売り切れます。取得したいブランドがある場合は、販売の日付、時間、場所を事前に確認する必要があります。

伝統的に、福袋の中身は謎であり、未知のものを選んで、バッグの中を覗くスリルを楽しむのは楽しいです。しかし最近では、福袋を販売しているので、内部で見ることができ、どれがお買い得かを示すことができます。この体験の楽しみ方はあなた次第です。福袋を宝くじのように購入したり、お買い得品を購入したりできます。新年のイベントの一環として購入してみませんか?

引用元:JAPANMonthlyWebMagazin

日本では当たり前のことをこうやって記事になるくらいなんですよ。

それほど、海外では珍しい販売の仕方なんですね。

先程のように、損するかもしれない中身のわからないものを買うということをあまりしないのかもしれません。

まあ、値段的に損ということはないんですが、「使わないもの」「いらないもの」が入ってたりするのは本当ですからねw

そういうこともあってか「Lucky Bag」として売っているところもあるようなんですが、あまり受け入れられません。

というのも、海外のウィキペディアではこのように表現されているからです。

日本語訳なので一部変なところがありますの

※少し直しましたが、そのままの表現をしている部分もあります。

ラッキーバッグ」)は、商人が未知のランダムなコンテンツで満たされたグラブバッグを作り、通常の価格の50%以上の割引価格で販売する日本の新年の習慣です。以内に。低価格は通常、新年にその店で買い物をするように顧客を引き付けるために行われます。この用語は、日本の(福、「幸運」または「幸運」を意味する)と(袋、「袋」を意味する)から形成されます。「残り物には福がある」と言う日本人の言葉です。人気店の福袋は、通常、熱心な顧客によってすぐに売り切れます。一部の店は、元旦に店が開く数時間前に長蛇の列で並びます。

福袋は、前年からの不要なアイテムで新年を始めて、きれいに始めてはいけないという日本の迷信のために、店舗が前年から余分な不要な商品を降ろす簡単な方法です。最近では、福袋の中には、内容が事前に明らかにされる豪華な新年のイベントとして押されているものもありますが、の慣行は、物をセットとして販売するという改名として批判されています。

引用元:Wikipedia

受け入れられてない感じがしますねw

海外で福袋があまり流行らない理由

福袋は負ける確率もある?(負けるのが大嫌いな国の文化かな)

福袋で損することがあったら訴訟される危険性もある?

「残り物には福があるという考えから来ている」のかもしれませんが、やはり最近は日本でもお得な値段で商品が手に入るというのがメインですよね。

ただ、海外では「不用品を改名して売っている」という考えをする人もいるみたいです。あくまでウィキペディアを書いた人の考えだと思いますが。

ただ、You Tubeなどで海外に福袋の良さを発信している人もいるので、現在はどのように受け入れられるかはわかりませんが。

コメントにも

so January 1st is kind of like the black Friday for japan, only instead of getting specific things for a heavy discount and worrying about people breaking into fist fights or worse over socks, you are getting bags at a set price for bags full of random goods that would have been for much more normally and the worst you would have to worry about are the bags running out before you get there. I like this concept much better.

1月1日は日本のブラックフライデーのようなもので、特定の物を大きな値引きで手に入れたり、人々が拳の戦いや靴下よりも悪いことを心配する代わりに、ランダムな商品でいっぱいのバッグをセット価格で手に入れていますそれははるかに普通のことであり、あなたが心配しなければならない最悪の事態は、そこに着く前にバッグがなくなることです。私はこの概念がずっと好きです。

数年前に比べてだんだん受け入れられてきているのかなと感じました。

ただし、注意していただきたいのが、福袋には闇の部分もあるとということです!

福袋の闇

自分が今までに見た商品、価値がわかっている商品がセットになっているものが安く手に入るならば、それは万歳なのですが、闇の部分『〇〇万円相当の服』とか商品ですね。

実は、福袋には『福袋専用に作られた商品』というものが存在します!

商業施設からの指示や暗黙のルールで80%~90%オフに設定しなければいけないという決まりがあったそうなんです!

※暗黙なので現在は守られてないところも多いと思います。

本当に在庫などを入れて販売するところもあるのですが、在庫を80〜90%オフで売るだけだとお店は赤字になってしまう可能性が高いですよね。

例えば、原価3,000円で仕入れたもの代10,000円で販売していたとしてその90%オフは1,000円ですよね。

「不良在庫」とは言え「福袋」に入れて販売してしまえば1点あたり2,000円の赤字になってしまうわけです。

そこで、『福袋専用の中身を作っちゃおう』ということになってきます。

ここに闇のカラクリがあるんですね。

1000円の服の原価はだいたい300円ほどだと言われています。

例えば、1000円の服が10点入ったら1万円相当になるわけです。

それを5000円くらいで売ったとしたら問題はないんですが、「福袋」と打ち出しているものは暗黙のルールで80%〜90%オフにしないといけないそうなんですね。

これだと、ほぼほぼお店は儲かりません。

ただ、今回は『福袋専用に作られた中身』なわけです。一度も店頭に並ばないので、僕たちは本来の値段を知ることはできません。

「じゃあ、原価300円のものに5000円の価値をつけちゃえ」となっても僕たちは本来それが1000円で売られるはずのものだったとは知ることはできないんです。

なので、『1000円で売られるはずだった服が10点』福袋に入ってるのに『5000円相当の服が10点』と言われても信じるしかないんですよね。

これで、「5千円で5万円相当の服が入った福袋の出来上がり」というカラクリです。90%オフという福袋の暗黙のルールが守られているようにも見えますからね。

なので、暗黙のルールがある、ないに関わらず、本来ショボい商品をあたかも「高い」商品が大幅に安くなっている印象を消費者に与えたいが為だけにありもしない「元値」が記載された「下げ札(タグ)」を付けている可能性があるということが、福袋の闇なんですね。

その商品が過去に1度でも5000円表示で店頭に並んでいた場合は問題にならないようです。

なので、本当に福袋の中身に入った商品が過去に1度でも店頭に並んでいた商品なのかどうかというのは、に確認した方がいいかもしれませんね。

これは元ニットキッチンの社長がブログでもアパレル業界の闇について暴露していました。

さらに、身近にアパレル関係者がいる人も暴露しています。

福袋には「売れ残りを中心に店頭で販売していた商品をとにかく詰め込むもの」
と「福袋のために作られたこれ見よがしのそのブランドのタグを付けられた商品の詰め合わせ」
の二通りがあります
残念な事に最近の福袋事情は後者がほとんどを占めています
おっしゃるとおり、福袋用にわざわざ作っているのですよ

ですから、お友達と福袋を買いに行って中身が全て同じもの・・・と言うことが起こるのです
年明けのネットオークションには同じ物の福袋がそれはもう凄い数出回ります

姉がアパレル勤務です
福袋は「本社が用意した、同じ物が入った数百個」であると教えてくれました
物が違うとしても色や柄だけで、基本的には何を入れるかも決まっている・・・とのこと
ま、コート、トップス(ワンピース含む)3、小物2 程度であるそうです

引用元:yahoo!知恵袋

こういったことが起こるので、外国ではやらないという理由も納得ですね!

ただ、中には本当にお得な福袋もあるので、福袋全体が悪いというわけではありません。暗黙のルールがなくても少しでもお得に購入できるのなら、買ったほうがいいでしょう。

ただし、そこに違法性があるかどうかはお店のチェックしておいたほうがいいですね。

考え方やイベント性が重要な理由

このように、福袋一つとっても考え方に違いがあります。

ある人は『不用品を詰めて名前を変えて安く売ってるだけじゃないか』と言います。

※闇の部分はもっと恐ろしいことに、福袋専用の商品で販売されています!

『何かを売る』というときに重要なのは『考え方』と『イベント性』なんですね。

マイナスの考え方をいかに排除できるか・・・ということです。

なので、最近では福袋も中身を見せて『絶対に損はさせません』というアピールをしていっているのだと思います。

確かに、中身がわからず開けてみて『ナンジャコリャ?』ってなったら怒りが湧いてきますからね。

絶対に損はしない=不用品じゃなくて「お得に商品をゲットしもらう」という考え方にシフトしていっています。

また、日本では福袋に詰めるものを決めるバイヤーさんがテレビで紹介されていたりしますよね。

これは、ただ単に余った商品を詰めているのではなく、「福袋のために用意した商品」というアピールになります。

※これは闇の部分とは別に本当にお得な商品を用意しているというアピール

日本で福袋が受け入れられやすいのは、こういたマイナスな考え方を払拭するようにしているからなんですね。

・マイナスイメージがある=売りにくい 
・マイナスイメージを払拭=安心して買える
また、イベント性も重要です。
福袋は「お得に商品をゲットできるもの」でもありますが、それだったらバーゲンセールなどと変わりません。
新年のイベントだからこそ価値が出てきますよね。
 
新年にお得な買い物ができる
新年にちょっとだけ運試ししたい(損しないけどもっと得したい)
新年しか行われない(限定性)
日本で福袋が人気なのは、考え方の払拭やイベント性が大きいのではないかなと思いました。

このように、なぜ商品が売れるのか、なぜ流行するのかなどを考えるのは非常に楽しいです。

少し無理やりなときもあるかもしれませんが、分析するとビジネスの成功率がかなり上がると思っています。

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